今朝の朝刊、国産L NG (液化天然ガス)船復活検討。経済安保強化へ官民一体の記事があった。液化天然ガスのタンカーは世界に数十台しか存在しないそうで、その半数がペルシャ湾に封じ込められ身動きができない状況です。このL NGが輸入されないと農業分野に大打撃が発生します。肥料(リン酸)の製造には硫酸が不可欠です。この硫酸は硫黄から作られます。硫黄は、石油精製の副産物の代表的なものです。肥料の製造には、大量の天然ガスが必要です。肥料の製造コストの約6割を天然ガスの費用が占めているため、天然ガスが輸入されなければ、肥料は生産できない状況です。肥料製造に重要な天然ガスの世界的な供給がストップしますと世界全体でインフレが発生します。現在、燃料のインフレが発生してますが、肥料のインフレになると、食料のインフレに変わり、食料のインフレは都市の不安定か、主権補助金の枯渇、そして最終的に食料不足による飢餓へとつながります。

