2月2日の日曜日、ベルリン市はブランデンブルク門付近に16万人が繰り出し、「民主主義を守れ!」「極右勢力の台頭を許すな!」と叫んで練り歩いていた。(日本のメディアは外国の難民問題も報道しないし、当然、我が国の問題も報道しない。)デモの背景は、1月22日の午前中、バイエルン州のアシャッフェンブルクという町の公園を、保母さんに連れられた子供たちが散歩していた。小さな子供たちは、何人かが乗れる柵付きの台車に乗っていたという。そこに難民のアフガニスタン人(28歳)がやってきて、いきなり台車の上にいた2歳の男の子の帽子とマフラーを剥ぎ取ると、刃渡り34センチの台所用の包丁で、首と肩を何度も刺して殺した。通りかかったドイツ人の男性が子供を助けようと割って入ったが、やはり刺され、亡くなった。他にも女児や保母さんらが怪我をした。警察は、このアフガニスタン人の過去の複数の暴力行為を知っていたという。しかし、今のドイツでは、よほどの重罪でない限り、国外退去の対象者の拘束さえもしていない。それどころか多くの重罪人は、脚にセンサーをくっつけて普通に街を歩いているという。かなりの殺人行為、暴力行為、テロ行為等の記事が有りますが、長文になりますので省略します。そもそも今回の市民抗議になぜ繋がったのか。白昼の公園で2歳の子供が犠牲になったのか。事の発端は、メルケル氏が2015年9月、国会も通さず、他のEUの国々と相談もせず、独断でドイツの国境を開いてしまったからです。ドイツが大勢の難民を受け入れた為、難民問題がドイツの国難となっている。中東やアフリカの難民を吸い込み続け、EUは次々と起こるテロ事件で未曾有の混乱に陥り、いまだにその後始末に追われている。婦女暴行や、ナイフでの傷害事件の犯人のうち、中東難民の占める割合が異常に高い。難民問題は見事にすり替えられ、デモの参加者は、極右打倒と叫んでいた。先日(2月20日)、熊本県大津町でアジア系の男が、刃物で男性を脅し現金を奪い逃走した。幸い被害男性にケガは無かった。アジア系の男は片言の日本語だったそうです。以前より危惧していた事件が発生しましたが、半導体を国益だの国家戦略だの政治家や官僚が私益だけ優先し国民の安全を無視した結果の事件です。今後、日本も外国人による殺人行為、暴力行為、テロ行為等が発生する可能性が高くなりましたが、ドイツのような国民の抗議活動が発生しても、日本のメディアは報道しないでしょう。また、それに日本国民が抗議の声をあげる事も想像できません。何故なら、1960年代以降、日本人はノンポリティカル(政治的、政治学的、政治に関する信条、政治活動に興味が無い)人になり、事象の問題、経緯など他人事になり、誰かが助けてくれる、守ってくれる、援護してくれると言う自我の意識レヴェルが小動物以下になっています。今後は、自分の財産、生命、家族の生命は自分で護るしかありません。